背中2

現場代理人の積込み指導をこっそり隠し撮り。

指導しているのは入社7年目の26歳。山師は背中で語ります(笑)

弊社では、経験がなくても『山仕事をしたい』というヤル気さえあれば資格がなくても大丈夫です。チェンソー、刈り払機、重機などの資格取得は会社がバックアップ致します。

一方で、山の仕事はとても危険です。安全の為の基本行動が一つでも守れないと、意図せずとも簡単に自分と仲間の命を危険にさらしてしまいます。

弊社では『安全作業』の習得に一番力を入れています。入社1年目では(林業経験者を除き)先ず、山という現場に慣れてもらうために各作業の補助をしてもらっています。

伐倒作業の補助。木寄せ作業の補助。草払い作業

地味な作業です。しかし、この地味な作業を1年間行うことで、『自分と仲間の命を守る』という基本的な感覚を徹底的に身に着けてもらいます。毎日毎日山の斜面を自分の足で登り降りすることで山に慣れ、先輩作業員の作業を間近で見ることで、自分の命を守る術をしいては、仲間の命を守る術が感覚として身に着きます。

伐倒や重機の操作は技術力です。本人の努力と、ベテランの指導で技術力は磨かれますが、山で働く事の感覚は口で説明しても身に付きません。

これから先、何年もかけて山師になる基本には『山(自然)が好き』という気持ちと『自分と仲間の命を守る』という感覚が大切だと思うのです。

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